カツオガタナガクチキ

カツオガタナガクチキ / Synstrophus macrophthalmus (Reitter, 1887)   

キノコムシダマシ科 ヒメナガクチキムシ亜科

2025年7月 長野県飯田市

体長 6.7~9.2㎜
分布 北海道、本州、四国、九州、対馬
食草・寄生植物等 幼虫もキノコを食べて育つ、菌類依存性
成虫出現期 7~8月

原色日本甲虫図鑑(保育社)ではナガクチキ科に分類されていますが、現在は分類が見直され、名前との不一致が生じています。

「カツオガタ」という名前の由来ははっきりしていませんが、その独特な響きから印象的な種名として知られています。

カツオガタナガクチキがナガクチキ科からキノコムシダマシ科へと再分類されたのは、最新の分子系統解析による見直しの結果とされています。従来の分類は主に形態的特徴に基づいていましたが、近年はDNA解析など分子生物学的手法の進歩により、より正確な系統関係が明らかになってきました。

また、この種は自然環境が良好な場所に生息することが多く、環境の指標生物として扱われることもあります。

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