モモブトカミキリモドキ / Oedemera lucidicollis (Motschulsky, 1866)
カミキリモドキ科 カミキリモドキ亜科


体長 5.5~8㎜
分布 北海道、本州、四国、九州
食草・寄生植物等 成虫はタンポポやハルジオンなど、特に黄色い花によく集まり、花粉や蜜を食べます。幼虫: 朽木や枯れたススキの茎の中で育つそうです。
成虫出現期 4~7月
カミキリモドキの仲間の中では最もよく見られる種で、他の仲間と同様に有毒昆虫の一種として知られています。体液にはカンタリジンが含まれます。「有害だから触れてはいけない」と言う人もいますが、子どもには「注意して扱う程度」でよいと思います。私自身、子どもの頃から何度も触れましたが、軽くつまむ程度であれば問題はありませんでした。そのおかげで、虫と親しむきっかけになったのかもしれません。
また、和名の「モモブト(腿が太い)」が示すとおり、オスは腿が太いのが特徴ですが、メスは太くありません。