クロカミキリモドキ / Opsimea nigripennis (Matsumura, 1911)
カミキリモドキ科 カミキリモドキ亜科

体長 7~11㎜
分布 北海道、本州、四国、九州、南千島
食草・寄生植物等 不明(写真から花粉など食べていると思われます)
成虫出現期 6~8月
山地で発生し、花上で得られる。
普通種と思いますが、サイト上での画像がほとんどありません。
参考)近似種との違いの比較
特徴 | クロカミキリモドキ(Omophlus orientalis) | クロアオカミキリモドキ(Omophlus hirtus) |
体の色 | 全体が黒色。 | 全体が黒色だが、上翅はやや青みがかった黒色(青藍色や銅紫色)を帯びることがある。 |
上翅の隆条 | オスの上翅には背面に2本、側面にも1本の隆起した線(隆条)が見られる。メスではこれらの線は不明瞭。 | オス・メスともに上翅の隆条が不明瞭な場合が多い。特に外側の隆条が途中から消失する傾向がある。 |
毛の色 | 暗色の毛に覆われている。 | 灰白色の毛に覆われている。 |
脚の色 | 黒色。脚の付け根が赤みを帯びることがある。 | 黒色。 |
なお、写真による同定は、とくに外見上の明確な差異が確認できない昆虫の場合、正確を期すことが難しく、学術的な裏付けもありません。そのため、あくまで「参考(似ている程度)」としてご覧ください。形状の相違や撮影地に生息しないなど、明らかな誤りがございましたら、コチラよりご指摘いただければ幸いです。いただいたご意見を踏まえ、必要に応じて修正や掲載の取り下げを行います。