クロカタビロオサムシ

クロカタビロオサムシ / Calosoma maximowiczi (Morawitz)

2019年5月 東京都東大和市

体長 22-31mm 
分布 北海道、本州、四国、九州
食草・寄生植物等 主にガの幼虫(マイマイガ、ブナアオシャチホコなど)を捕食
成虫出現期 5~10月

他のオサムシ類と違って後翅が退化しておらず飛ぶことができます。
冬期は土中に越冬穴を掘り、冬を越します。

ところで私の記憶・・1980年代後半は奥只見の林道沿いの(なかなか良い)ブナで初めて見つけたと記憶します。その後は3回程度しか見ていません。もちろん、樹上のみで、歩行する姿は見た事がありませんでした。ところが・・・カミキリでもいるかな・・と写真を撮りに行ってたまたま見つけたものです。狭山湖のあたりでは、完全に「呆れるほど沢山」いて、目を疑いました。マラソンや散歩をする方が大勢いる歩道の脇で、写真の通り、大発生した蛾の幼虫を食べている個体もいて、大発生の理由はこれだと判明しました。

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