オオキノコムシ

オオキノコムシ / Encaustes cruenta praenobilis Lewis, 1883

2015年8月 栃木県
2017年8月 山梨県

体長 16~36㎜ 
北海道、本州、四国、九州に分布する。
オオキノコムシ科には、名前の割に2㎜程度からの、小型がほとんどで、これがなぜ、オオキノコなのか・・と思う事が多いですが、このオオキノコムシは、その名の通り、日本固有種で日本最大のキノコムシ。
よくサルノコシカケに集まり・・と言われますが、私は未だ見た事がありません。
写真のように複数のオオキノコムシがワサワサしているところです。
山間部の灯火で何度か見た事もあります。
全国的に個体数が少なく、自然度を知るための重要な指標生物と言われますが、事実、気持の良い森で見かけます。個体数が少ない・・という理由は(勝手な想像です)3~4メートルの高さにあるキノコに居るからと思っています。低い位置で見た記憶はありません。