ヤセモリヒラタゴミムシ 基亜種 / Diacanthostylus elainus elainus (Bates, 1883)

体長 9.5〜12㎜
分布 北海道、本州、四国、九州
食草・寄生植物等 肉食、主に他の小昆虫やミミズ、動物の死骸などを食べる
成虫出現期 6月(撮影記録から)春~秋
名前の通り、「森林に棲む、やや平たくて細身のゴミムシ」は他にムラサキモリヒラタゴミムシやホソモリヒラタゴミムシなど、外見がよく似た近縁種が多く、専門家による同定が必要です。写真からの同定、とくにオサムシ科に関しては正確を期すことは難しく、「参考(似ている程度)」としてご覧ください。形状の違いや撮影地に生息しないなど、明らかな誤りがありましたら、コチラよりご指摘いただければ幸いです。いただいたご意見を踏まえ、改訂または掲載の取り下げを行います。
「ナガゴミムシ亜科」とされる事が多いですが、最新の分子系統解析の立場では、 Pterostichini(従来の「ナガゴミムシ亜科 / Pterostichinae」として扱われる群)は、多くの分子系統解析でHarpalinae(=ゴモクムシ亜科に相当する大きな系統)に内包される(=Harpalinae の一部として扱う)傾向が示されており、つまり「ゴモクムシ亜科扱い」を採る系統体系が学術的には優勢です。こちらではゴモクムシ亜科として扱います。