オオアオカミキリ / Chloridolum (Chloridolum) thaliodes Bates, 1884

体長 22-31mm
分布 北海道、本州、四国、九州
食草・寄生植物 サワグルミ、ドロノキ、ハルニレなど
成虫出現期 7~8月
Chloridolum thaliodes Bates, 1884 は、かつて別名 Aromia japonica(1968年)として記載されましたが、後に Chloridolum thaliodes の同物異名として整理されました。
属名 Chloridolum について、「chlor(a)-」はギリシア語で“エメラルド”を表す語根である chlora に由来とされます。属名は “エメラルドのカミキリ” といったイメージを反映している可能性があります。
一方、“idolum”(偶像・像)というギリシア語も関係する可能性が提起され、“エメラルドの像”という解釈も面白いという意見もあります。
また “Cloris(クロリス)” という花の女神の名前との関連も語感上考えられますが、仮説の域内での解釈。

