コヨツスジハナカミキリ(和名別称ヤマトヨツスジハナカミキリ) / Leptura subtilis Bates, 1884



体長 15.4 ~21.0㎜
分布 シデ類、ダケカンバ、ブナ、サワフタギ、ナツツバキ
食草・寄生植物等 本州、四国
成虫出現期 6~8月
当時は「コヨツスジハナカミキリ」と呼ばれており、なぜ「コ」が付くのか分かりませんでした。しかし現在は「ヤマトヨツスジハナカミキリ」とされています。残念ながら、私の手元の資料にはその名称変更の理由は記されていません。
ヤクシマヨツスジカミキリとの検索上の区別は触角の形状にあります。屋久島のみに分布する「ヤクシマ」に対し、本州や九州に分布するため「ヤマト」を冠したのかもしれません。しかしながら、この種はヨツスジハナカミキリの屋久島亜種でもあり、その考え方には少し違和感を覚えます。分布から見ても「ヤマト」という名称には、首を25度ほど傾げざるを得ません。もし由来や理由をご存じの方がいらっしゃれば、ぜひ情報をお寄せいただけると嬉しいです。