フタオビチビハナカミキリ / Pidonia puziloi (Solsky, 1873)


体長 4.2 ~7.6㎜
分布 本州、四国、九州、隠岐島、淡路島、宮島;樺太
食草・寄生植物等 ミズキ
成虫出現期 4~6月 高地 5~7月
記憶を遡ると、フタオビノミハナカミキリが主流でした。「ヒメ」言われるようになり(背景は不明・・「蚤」のイメージが悪いからでしょうか)・・現在はノミからチビへと変わりました。さらに学名も
ニセフタオビノミハナカミキリ / Pidonia testacea (Matsushita) → フタオビチビハナカミキリ / Pidonia puziloi (Solsky, 1873) です。
蚤もムシの仲間にもかかわらず、カミキリムシ名前に「蚤」と付けるのは、いかがなものか・・・と幼少?の頃、思っていました。
よく似た種に、東北(山形県)、中部山岳地帯、紀伊半島に分布する「ニセフタオビヒメハナカミキリ」がいますが、和名というのは、「ニセ」とか「ヒメ」とか、更に「ノミ」とか、誰が最初に決めたんだろう・・と思います。でも嫌いではありません。
フタオビノミハナカミキリ属