ヒラヤマコブハナカミキリ / Enoploderes bicolor Ohbayashi,1941
体長 9~13㎜
分布 本州、四国、九州
食草・寄生植物等 各種広葉樹
成虫出現期 4~6月
「ヒラヤマ」は平山修次郎氏(1889~1954 大正~昭和期の昆虫学者)のお名前(献名)から。
平山修次郎氏(引用)
平山修次郎:1941(S16)に「原色千種昆蟲図譜」を発刊し、この昆虫図鑑は漫画家の手塚治虫に影響を与えたといわれる。 手塚治虫が小学校5年生のときにクラスメートから見せられた「原色千種昆蟲図譜」という図鑑をきっかけに昆虫採集や昆虫描写に興味を抱くこととなった。 この図鑑で “オサムシ”という虫を知り、本名の治に虫をつけて”手塚治虫”というペンネームにしたことは有名である。
東京都吉祥寺・井の頭公園に「平山博物館」があり、世界各国の珍しい蝶、昆虫類が所蔵されていた。 平山博物館に展示していた一部は現在は兵庫県立昆虫館、千種川グリーンライン昆虫館で拝見できる。
ちなみに、「原色千種昆蟲図譜」は今、見ても迫力があり、当時の日本の「広さ」を感じる事ができます。本物は4000円程度ですが、300円程度で、携帯で見る事ができるのは、助かります。