クスベニカミキリ Pyrestes nipponicus Hayashi, 1987
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体長 13.9~20.6㎜
分布 北海道、本州、粟島、佐渡、冠島、隠岐、四国、沖ノ島、九州、対馬、下甑島、種子島、屋久島
食草・寄生植物等 タブノキ、ヤブニッケイ、オオバクロモジ、カゴノキ、アブラチャン
成虫出現期 5~8月
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クスベニカミキリには、他にアマミクスベニとマツダクスベニがいますが、写真にできるのは多分、普通のクスベニカミキリでしょう。
ブログ上では1族 1種・・マツダクスベニは30年前に飛行中を捕獲したのですが・・・
図鑑では目にしていたものの、最初に見た時は感動しました。筒状の形と色つやは芸術です。似たようなゾウムシも居ますが、触角が長いので嬉しい・・感じのカミキリです。
よく、虫の嫌いな方などいますが、こういった造形美を見る機会が少ないのが理由・・にも思えます。
単純に好きとか嫌いとか関係なく、その「形態」は素晴らしいのですが・・・
北海道から九州、屋久島まで見る事が出来ます。その先の奄美大島がアマミクスベニ、石垣・西表がマツダクスベニとなります。