トガリバホソコバネカミキリ Necydalis(Eonechydalis) formosana Hayashi,1949

2015年7月 山梨県
2015年までは、よく見かけましたが・・
タンナサワフタギのキノコを後食中

体長は12-27mm

和名の由来は上翅端が三角形状に尖る事から「尖り翅」です。

寄生植物は、タンナサワフタギ、サワフタギ、ハイノキ
分布は本州、四国、九州、屋久島

なぜか、自分に縁のあるカミキリムシで、2018年までは毎年、見かける事ができましたが、2018年から、大勢の採集者が押し寄せるようになって、2019年はついに、見る事ができなくなりました。
採集したくらいでは減らないし、数が減っただけで探せばいるのでしょうが、撮影となると別です。それなりの密度がないと、一瞬を外さないプロでない限り、小生のような一般人には、相当難易度が高くなります。簡単に言えば、発生したカミキリムシが元気でいる間(自然の増減を踏まえ)、その地域に生息するカミキリムシの数が保たれる・・つまり、グラフでいえば台形の形になるのですが、採集が入ることで、その台形の「高さ」が低くなって、簡単には見つからなくなるようです。ところで、写真に映る全てのタンナサワフタギ、今は存在しません。

2017年までの楽しみは、タンナサワフタギに雌まちをする雄です。
じっとしている事が多いですが、何か、思い詰めたように、急にくるくる木の周りを歩き回る姿も観察できます。時折、根際を偵察する姿も見られました。
発生初期には雌を見かけますが、後半になると、雄しか見かけない感じですし、なんとなく雌が小型になるように思います。

2017年7月 山梨県

蜘蛛の巣が張っていて、お亡くなりになったか・・と思ったところ触れると元気に飛んでいってしまいました。これが、撮影できた最後のトガリバホソコバネカミキリとなりました。1000枚程度写真を撮ったと思いますが、どんなに撮影しても飽きないカミキリムシです。