スギカミキリ   /  Semanotus japonicus(Lacordaire,1869)

2015年5月 東京都

体長 13.0 ~26.4㎜
分布 本州、佐渡、冠島、隠岐、四国、九州、壱岐
食草・寄生植物等 スギ、ヒノキ、サワラ
成虫出現期 3~5月

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食害されている杉を見つけ、杉の皮を剥いで見つけるのが普通ですが、写真となれば、そして、皮を剥がないという自分ルールのため、3月中頃から結構、探すのに苦労しました。

3月の杉花粉の季節、花粉が空から粉のように降ってくる環境で、二度と、採集へは行かないと思ったものでした。おかげで、花粉症になってしまいました。

スギやヒノキの害虫ですが、植林したスギに発生する事で、目にする事が出来るようなもので、もし、スギの人工林が無ければ、かなりの珍しい部類に入ると思います。

ところで、屋久島にいるスギカミキリは、ヤクスギカミキリと言って、かなり格調高く、生きた姿を目にする事は私には出来ないでしょうね・・