スギカミキリ   /  Semanotus japonicus(Lacordaire,1869)

体長 14~23㎜ 3月から5月にみる事ができます。
実は有名な杉の害虫です。
ところが、見つけるのは意外と大変・・・

食害されている杉を見つけ、杉の皮を剥いで見つけるのが普通ですが、写真となれば、そして、皮を剥がないという自分ルールのため、3月中頃から結構、探すのに苦労しました。
しかも、夜間に徘徊する性質もあり、実は諦めていたところ、なぜか、5月になってルッキングで見つける事が出来、ラッキーでした。
たぶん、今後出会う事もあまりないように思います。

最初にこのカミキリを採集したのは、20年以上前になりますが、3月の杉花粉の季節、花粉が空から粉のように降ってくる環境で、二度と、採集へは行かないと思ったものでした。それが引き金となって花粉症になってしまいました。

その後は、福島県の有名な土場(新田原)で6月に見つける事ができました。まあ、当時のあの場所はある意味、特別な場所でしたから。

スギやヒノキの害虫ですが、植林したスギに発生する事で、目にする事が出来るようなもので、もし、スギの人工林が無ければ、かなりの珍しい部類に入ると思います。

とはいえ、見つけるのは面倒でも、スギの植林がある限り、何処にでもいる普通種には間違いありませんし、おかげで、自宅の近くで写真に納める事が出来ました。。

ところで、屋久島にいるスギカミキリは、ヤクスギカミキリと言って、かなり格調高いもので、たぶん、生きた姿を目にする事は私には出来ないでしょうね・・

もちろん、有名な屋久杉の害虫ですから増えないほうが良いのです。

2015年5月2日 東京都町田市相原町