「定家」という能と新刊の紹介 公開日:2014年12月27日 お勧め本 「定家」という能があります。 男と女が忍ぶ恋に落ちる。よくある話ですが、女はあっけなく亡くなり、忘れきれない男の心が「葛」となって、女の墓にからみつき、離れない。 一人の僧が雨宿りをしていると、その女の霊が現れて、回向を […] 続きを読む
エデンの東(East of Eden)の頃 公開日:2014年12月19日 随筆もどき ロートルの世代なら誰でも知っている映画。けれど、最近の若い方にはピンと来ないかもしれない。 原作は1952年ジョン・スタインベックの East of Eden。 そもそも、「エデンの東」は旧約聖書の中にある、アダムとイブ […] 続きを読む
初恋の味はかわっていく 公開日:2014年11月3日 随筆もどき 小学生の時、初恋の味はカルピスだと大人の会話から知りました。その時、初めての次はどんな味?・・と疑問を持った事を今でも覚えています。 「味」というニュアンス=舌で感じるものだと認識していた当時の私には理解できなかったので […] 続きを読む
メルヘン・童話について 公開日:2014年10月24日 随筆もどき メルヘンという言葉があります。 普段の生活の中では童話や絵本に対し、或いは、ありきたりな写真集のようなものだったり、そういった対象について、メルヘンという言葉を当てはめる事が多いように思います。 そもそも、ドイツ語が来た […] 続きを読む
拾遺愚草全釈 全五巻完結しました 公開日:2014年9月26日 お勧め本 先月の末にキンドルで出版されました親友の本です。 遅延ながら、拾遺愚草全釈について五巻完結しましたのでご紹介します。 やまと歌eブックス(新刊) 私自身、親友の本のおかげで読む事ができたと思うし、そうでなければ、なかなか […] 続きを読む
拾遺愚草全釈四 [Kindle版] 公開日:2014年5月27日 お勧め本 すこしどころか、かなり遅くなってからの紹介ですが、親友の本の紹介です。 実はこれまでにも新刊は継続して出てますので詳しくは やまとうたeブックスをご覧戴ければと思います。 個人的には「本」として所有したいと思うのですが、 […] 続きを読む
今日の芸術を読んでみる 公開日:2014年1月3日 お勧め本 正月早々に読みました。 自由という意味を改めての感じる事が出来て良かったです。ガキの頃に読んでいれば良かったと本当に思います。 もちろん、今でもそうですが、結局、一定の規範の中で行動してもなかなか旨くいきません。 仕事に […] 続きを読む
拾遺愚草全釈三他が出ました 公開日:2013年11月26日 お勧め本 以前、こちらでご紹介しました。 初学百首全釈 (拾遺愚草全釈シリーズ) 新たな新刊が出ましたのでご紹介します。 実はこれまでにも新刊は継続して出てますので詳しくは やまとうたeブックスをご覧戴ければと思います。 Amaz […] 続きを読む
無境界を読んでみる 公開日:2013年11月22日 お勧め本 20代の頃、ケン・ウィルバーの「空像としての世界」を読んでからファンでしたが、久しぶり読んでみました。 極めて簡単に言えば、そもそも「境界が無い」事を説明した本だと思います。 境界を定める事で「比較」が生まれ、極端な例と […] 続きを読む
アメリカ発の未来予想型の本は疲れる 公開日:2013年7月11日 お勧め本 今頃、こんな本を読んで・・・と思う方もいるかと・・ 個人的には未来本に相当するもの。 ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025 この本は未来予想タイプの本と個人的に位置付けますが、 例えば、「 […] 続きを読む