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「定家」という能と新刊の紹介

「定家」という能があります。 男と女が忍ぶ恋に落ちる。よくある話ですが、女はあっけなく亡くなり、忘れきれない男の心が「葛」となって、女の墓にからみつき、離れない。 一人の僧が雨宿りをしていると、その女の霊が現れて、回向を […]

エデンの東(East of Eden)の頃

ロートルの世代なら誰でも知っている映画。けれど、最近の若い方にはピンと来ないかもしれない。 原作は1952年ジョン・スタインベックの East of Eden。 そもそも、「エデンの東」は旧約聖書の中にある、アダムとイブ […]

初恋の味はかわっていく 

小学生の時、初恋の味はカルピスだと大人の会話から知りました。その時、初めての次はどんな味?・・と疑問を持った事を今でも覚えています。 「味」というニュアンス=舌で感じるものだと認識していた当時の私には理解できなかったので […]

メルヘン・童話について

メルヘンという言葉があります。 普段の生活の中では童話や絵本に対し、或いは、ありきたりな写真集のようなものだったり、そういった対象について、メルヘンという言葉を当てはめる事が多いように思います。 そもそも、ドイツ語が来た […]

拾遺愚草全釈 全五巻完結しました

先月の末にキンドルで出版されました親友の本です。 遅延ながら、拾遺愚草全釈について五巻完結しましたのでご紹介します。 やまと歌eブックス(新刊) 私自身、親友の本のおかげで読む事ができたと思うし、そうでなければ、なかなか […]

拾遺愚草全釈四 [Kindle版]

すこしどころか、かなり遅くなってからの紹介ですが、親友の本の紹介です。 実はこれまでにも新刊は継続して出てますので詳しくは やまとうたeブックスをご覧戴ければと思います。 個人的には「本」として所有したいと思うのですが、 […]

今日の芸術を読んでみる

正月早々に読みました。 自由という意味を改めての感じる事が出来て良かったです。ガキの頃に読んでいれば良かったと本当に思います。 もちろん、今でもそうですが、結局、一定の規範の中で行動してもなかなか旨くいきません。 仕事に […]

拾遺愚草全釈三他が出ました

以前、こちらでご紹介しました。 初学百首全釈 (拾遺愚草全釈シリーズ) 新たな新刊が出ましたのでご紹介します。 実はこれまでにも新刊は継続して出てますので詳しくは やまとうたeブックスをご覧戴ければと思います。 Amaz […]

無境界を読んでみる

20代の頃、ケン・ウィルバーの「空像としての世界」を読んでからファンでしたが、久しぶり読んでみました。 極めて簡単に言えば、そもそも「境界が無い」事を説明した本だと思います。 境界を定める事で「比較」が生まれ、極端な例と […]

アメリカ発の未来予想型の本は疲れる

今頃、こんな本を読んで・・・と思う方もいるかと・・ 個人的には未来本に相当するもの。 ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025 この本は未来予想タイプの本と個人的に位置付けますが、 例えば、「 […]