イクビモリヒラタゴミムシ

イクビモリヒラタゴミムシ / Agonum (Nymphagonum) modestior (Bates, 1873)

2024年6月 山梨県大月市大月町

体長 7~8.5㎜
分布 本州、四国、九州、屋久島
食草・寄生植物等 肉食性 小さな昆虫やミミズ、ナメクジなどの小動物を捕食すると推測
成虫出現期 6月(撮影記録から)春~初夏と知られています。

過去にはAgonum (Nymphagonum) modestiorとされていた時期もあります。

なお、写真からの同定、とくにオサムシ科に関しては正確を期すことは難しく、「参考(似ている程度)」としてご覧ください。形状の違いや撮影地に生息しないなど、明らかな誤りがありましたら、コチラよりご指摘いただければ幸いです。いただいたご意見を踏まえ、改訂または掲載の取り下げを行います。

「ナガゴミムシ亜科」とされる事が多いですが、最新の分子系統解析の立場では、 Pterostichini(従来の「ナガゴミムシ亜科 / Pterostichinae」として扱われる群)は、多くの分子系統解析でHarpalinae(=ゴモクムシ亜科に相当する大きな系統)に内包される(=Harpa­linae の一部として扱う)傾向が示されており、つまり「ゴモクムシ亜科扱い」を採る系統体系が学術的には優勢です。こちらではゴモクムシ亜科として扱います。

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