ヨコヤマトラカミキリ

ヨコヤマトラカミキリ / Epiclytus yokoyamai(Kano, 1933)

2016年6月 山梨県北都留郡
2018年6月 山梨県北都留郡
2018年7月 山梨県大月市

体長 7.5~10.0㎜
分布 本州、四国、九州
食草・寄生植物等 クリ、ハルニレ、エノキ、エゾノキ、ヤシャブ、ヒメヤシャブ、オオバヤシャブ、カラコギカエデ、イロハカエデ、ウワミザクラなど
成虫出現期 4~7月

採集となると非常に見つけづらいのですが、撮影では足元や近くを意識して見ることが多いため、意外にも――とはいえ2年に1度程度ですが――姿を確認できるようになりました。(後記:あまりにも熊との遭遇に辟易して近年は見ていません。)

 学名の由来

 1.種小名:yokoyamai(ヨコヤマイ)
種小名 yokoyamai は、日本を代表する昆虫学者の一人である横山桐郎(よこやま・きりお)博士への献名です。
横山博士は、大正から昭和初期にかけて活躍した農学博士・昆虫学者で、特に甲虫類の研究で知られています。数多くの図鑑の執筆や新種記載を行い、日本の昆虫学の基礎を築いた人物の一人です。 

本種は1933年に鹿野忠雄(かの・ただお)博士によって新種として記載され、その際、先達である横山博士の功績を称えて命名されました。

2.属名:Epiclytus(エピクリタス)
属名 Epiclytus はギリシャ語に由来します。
epi は「〜の上に」「近い」、Clytus はトラカミキリ族を代表する属名です。この組み合わせから、「Clytus 属に近いもの」あるいは「Clytus に関連する上位群」といった意味合いを持つ名称と考えられます。なお、Clytus 自体には「有名な」「輝かしい」といった意味があります。

3.命名者と年号:(Kano, 1933)
Kano は、台湾研究や昆虫学、人類学の分野で知られる鹿野忠雄氏を指します。1933年は、本種が学術的に正式発表(記載)された年です。

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