サドチビアメイロカミキリ / Obrium obscuripenne takakuwai Niisato, 2006

分類: サドチビアメイロカミキリは、日本に分布するカミキリムシ科アメイロカミキリ族に分類されるカミキリムシの一種です。新潟県佐渡島で見つかった事からサドとありますが、日本各地に生息します。成虫は写真のようにクリなどの花や広葉樹の枯れ枝等で見られます。

サドチビアメイロカミキリ、自然写真、クリの花に訪花
2017年6月 神奈川県相模原市緑区名倉

基本情報

体長4.1 ~6.2㎜
分布北海道、本州、佐渡、隠岐(島後)、四国、九州、五島列島(福江島)
食草・寄生植物等オニグルミ、ケヤキ、ヤチダモ
成虫出現期6~8月

観察と撮影後記

体色は飴色を帯び、全体に光沢を備えています。小型で細身の体形のため、花上では他の訪花性昆虫に紛れて目立ちにくい印象です。相模原市内において、クリの花上で撮影できたのはラッキーでした。

学名について

サドチビアメイロカミキリ / Obrium obscuripenne takakuwai Niisato, 2006

1.属名: Obrium (オブリウム)

語源: 語源については諸説ありますが、古代ギリシャ語で「強い」「重い」を意味する “obrimon” (ὄβριμον) に由来するという説があります。しかし、本属のような小型のカミキリムシにこの名が冠された明確な背景は未解明な部分が多いとされています。

2.種小名: obscuripenne (オブスクリペンネ)

語源: ラテン語で「暗い」「不明瞭な」を意味する “obscurus” と、「羽」「翅」を意味する “penna” の合成語です。

3.亜種名: takakuwai (タカクワイ)

語源: 神奈川県立生命の星・地球博物館の元学芸員であり、昆虫学者の高桑正敏(Masaaki Takakuwa)氏に献名されたものです。

4.命名者と年号: (Niisato, 2006)

日本のカミキリムシ研究の権威である新里達也(Tatsuya Niisato)博士によって、2006年に記載されました。記載文献:Obrium obscuripenne takakuwai Niisato, 2006 Elytra, Tokyo, 34: 383

和名の由来

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