オオアオカミキリ/ Chloridolum (Chloridolum) thaliodes Bates, 1884

オオアオカミキリは、日本に分布するカミキリムシ科アオカミキリ族の金属光沢を持つ大型のカミキリムシです。
成虫は主に夏季に見られ、山地の渓谷沿いなど、サワグルミの生育する環境で観察されます。
本ページでは、オオアオカミキリの形態や分布、生態について写真とともに整理しています。

以下は、野外で撮影したオオアオカミキリ成虫の写真です。

オオアオカミキリ 花上 自然下 撮影
2022年7月 山梨県南巨摩郡身延町
オオアオカミキリ 貯木場 自然環境
オオアオカミキリ 貯木場 交尾
2023年7月 福島県会津若松市

基本情報
 

スクロールできます
体長22-31mm
分布北海道、本州、四国、九州
食草・寄生植物サワグルミ、ドロノキ、ハルニレなど
成虫出現期7~8月

学名について


Chloridolum thaliodes Bates, 1884 は、かつて別名 Aromia japonica(1968年)として記載されましたが、後にChloridolum thaliodes の同物異名として整理されました。
属名 Chloridolum について、「chlor(a)-」はギリシア語で“エメラルド”を表す語根である chlora に由来とされます。属名は “エメラルドのカミキリ” といったイメージを反映している可能性があります。
一方、“idolum”(偶像・像)というギリシア語も関係する可能性が提起され、“エメラルドの像”という解釈も面白いという意見もあります。
また “Cloris(クロリス)” という花の女神の名前との関連も語感上考えられますが、仮説の域内での解釈。

動画による観察記録

オオアオカミキリ成虫の行動を動画で記録しました。
歩行の様子や、樹上での動きが分かります。

2024年7月 山梨県南巨摩郡身延町
2023年7月 福島県会津若松市
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