クリイロシラホシカミキリ / Nanohammus rufescens Bates,1884クリイロシラホシカミキリ

クリイロシラホシカミキリは、日本に分布するカミキリムシ科フトカミキリ亜科ヒゲナガカミキリ族に属する一種です。体色は赤褐色を帯び、上翅に白色の斑紋を有することが識別上の特徴とされています。主に山地帯の広葉樹林に生息します。

クリイロシラホシカミキリ Nanohammus rufescens の自然写真 森林内で確認された成虫の生態
2016年7月 山梨県北都留郡
クリイロシラホシカミキリ Nanohammus rufescens の自然写真 森林内
2020年7月 山梨県北都留郡

基本情報

体長5.5~9.0㎜
分布本州、四国、九州
食草・寄生植物等サワグルミ、ミズナラ、クリ、トチノキ
成虫出現期6~8月

観察と撮影後記

本種は森林内で確認されました。体色は赤褐色を帯び、上翅の白色斑が識別に有効です。フトカミキリ亜科の中では比較的小型の種ですが、生態に関する詳細な記録はあまり多くありません。

学名について

クリイロシラホシカミキリ / Nanohammus rufescens Bates, 1884

1.属名:Nanohammus(ナノハムス)

語源: ギリシャ語で「小さい」を意味する “nanos” と、フトカミキリ亜科の属名によく用いられる “hammus“(Monochamus属(ヒゲナガカミキリ属)などに由来)の合成語と思われますが、詳細は未解明です。

2.種小名: rufescens(ルフェスケンス)

ラテン語 rufescens に由来し、rufus =「赤色の」-escens =「~を帯びた」「~になりつつある」を意味します。

したがって 本種の赤褐色を帯びる体色を表現した命名と理解されます。

3.命名者と年号 Bates, 1884

Henry Walter Bates(ヘンリー・ウォルター・ベーツ),イギリスの昆虫学者 東洋区および日本産甲虫類の分類研究に貢献 本種は1884年に記載されました。記載文献: Journal of the Linnean Society of London, Zoology, 18: 244.

和名の由来

「クリイロ」は体色の赤褐色を指します。「シラホシ」は上翅に見られる白色斑に由来します。

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