ミドリカミキリは、日本に分布するアオカミキリ族のカミキリムシです。
比較的よく見られる、非常にスリムで金属光沢のある美しい緑色のカミキリムシです。
本記事では、赤みがかった個体や花上で見られた個体を写真と動画で紹介します。


花上の慌ただしい様子、樹上の様子を動画で紹介します。
基本情報
スクロールできます
| 体長 | 12.0~21.9㎜ |
| 分布 | 北海道、礼文島、利尻島、本州、隠岐、四国、九州、対馬、壱岐、五島列島(宇久島)、種子島、屋久島、口永良部島 |
| 食草・寄生植物等 | 幼虫:クヌギ、コナラ、クリなどのブナ科や、モミ、アカマツなどの針葉樹の枯死木 成虫:訪花性があり、ウツギ、ガマズミ、ノリウツギなどの花の蜜 |
| 成虫出現期 | 5~8月 |
観察と撮影後記
身体の色は赤銅色から青緑まで変化があり、揃えると楽しそう・・と思いつつ、思いだけで終わってしまいました。花でよく見かけますので、花以外の写真も掲載しました。色は、赤銅色と緑の両方でているものを・・・
ハナカミキリやトラカミキリと形が少し大きめで金属光沢を備えるので、なかなかよいアクセントに思います。個人的には西へ向かうほど、少ないように感じます。
学名について
1. 属名:Chloridolum(クロリドルム)
この属名は、ギリシャ語を語源とする2つの言葉から成り立っています。
“chloros” (χλωρός): 「緑色」「黄緑色」を意味します。塩素(Chlorine)や葉緑素(Chlorophyll)の語源と同じです。”eidos” (εἶδος): 「姿」「形」「~に似たもの」を意味します。つまり、属名全体で**「緑色をしたもの」あるいは「緑色の姿をしたもの」**という意味になります。
2. 種小名:viride(ウィリデ)
こちらはラテン語に由来します。”viridis“: ラテン語で**「緑色の」**という意味の形容詞です。
属名も「緑」、種小名も「緑」を意味しており、この虫の最大の特徴である、金属光沢を放つ美しい緑色の体を強調した構成になっています。
3. 命名者と年号:(Thomson, 1864)
James Thomson: 19世紀のフランスの昆虫学者で、特にカミキリムシの研究で知られています。
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