クロサワヘリグロハナカミキリ / Eustrangalis anticereductus Hayashi, 1958
有名採集地から遠く離れた場所で真昼に撮りました。分布を広げているのかもしれません。




体長 13.4 ~16.1㎜
分布 北海道、本州、四国、九州
食草・寄生植物等 キハダ、ハリエンジュ、ネムノキ、ニセアカシア
成虫出現期 5~7月
30年前(1990年)、岩手まで探しに行ったことのあるカミキリムシです。
2回ほど通いましたが、当時は姿さえ見ることができませんでした。
今では「普通種」などと言う方もいますし、数多く採集される方もいるようですが、それでも私にとっては珍品です。
多くの場合、花は長竿のネットで掬うような高所にあり、撮影可能な(目の高さの)花に飛来することは滅多にありません。
掲載した写真は、通った回数を考えると、「いくらなんでも、そこまで時間をかける対象ですか……」と言われそうです。
なお、「気持ちよく撮影する」というのは、採集者が邪魔だという意味ではありません。
何枚も、時には何十枚も撮らなければ、素人は良い写真を撮ることができませんし、そばに採集に来た虫屋がいると遠慮して2~3枚しか撮れないからです。
もちろん、採集されればその場から対象のカミキリムシはいなくなります。そうなると、改めて「探す」あるいは「待つ」ことから始めなくてはなりません。
発生時期が限られているため、結局のところ「来年まで待つ」ことになります。
2018年に写真と動画を撮ることができたので、この種への通いは終了しました。


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