オオホソコバネカミキリ / Necydalis(Necydalisca)solida Bates, 1884

2015年6月 山梨県

体長は18~25ミリ程度。
虫屋の多くは、ソリダとよんでいます。これは学名が、solida なのが理由です。寄生植物はブナをはじめ、各種広葉樹です。

ネキの仲間で、虫屋が最初に採集するのが、このソリダかもしれません。

私が最初にソリダを見つけたのは奥只見の林道で、その次が志賀高原です。どちらも8月の中旬でした。

初めて採集した時は、ようやく、カミキリ屋になったかな・・・と思ったものでした。

もっとも、その先が「日暮れて道遠し」でした。

ところで、「色黒」のソリダは、写真のものが初めてです。丸腰でしたが、手を伸ばせば・・・簡単に採れそうでした。

その後、2015年~2017年に同じ場所で観察していますが、毎年何頭も観察する事ができましたので、たまたま・・ではなく、地域的なものかもしれません。実は、黒いタイプが見られるご神木と、通常のものとはご神木が違っていましたので、継続的に観察していくつもりでしたが(とはいえ、ご神木は2本なので・・・信頼度は低いです)、1本は、人為的に倒され、もう1本は、台風で倒れ、今は存在しません。

ご神木ロスと、2018年に多くの採集者が入るようになり、残念ながら、2018年以降、撮影できなくなりました。

採集程度では減らないと思っていましたが、少なくとも狭い限られた場所では、それなりの影響を受けるのかもしれません。あるいは、環境の激変?でしょうか・・そもそも撮影には「密度」が必要なので1頭、見つかっても写真にまでは繋がらないのです。

2015年7月 山梨県
2015年6月 山梨県