日本に法律があるように、国家を単位としてそれぞれの国が法律を制定し、私法秩序を維持しています。(私法 : 私人間の関係を規律する法。民法などなじみの法律です)
ところが、当然ながら、人は国をまたいで交流するわけですから、たとえば国際結婚などです。ところが、国によって法律は異なり、特に身分関係は風俗や習慣に根ざした法律や法令があります。
つまり、各国の実情によって身分関係形成の要件は様々ですから、国際的・・・となれば複数の国の法律が関係し、その間に抵触する場合もあります。
このような事態を解消するため、すくなくても国際的な関係だけは統一法を制定することが考えられます。
そこで、複数の国の複数の法律のうち、関係する法律の間でもっとも適した法律を選択し、これによって法律関係を規律しようとするのが国際私法です。
たとえば、日本にいる外国人に対し、日本にいる限り、日本の法律を適用すれば良い・・・・という考え方もありますが、本国の法律を適用したほうが、良い場合もあります。つまり、どの法律を適用する事が本人にとってハッピーかを考える必要があります。そこに国際私法の必要性が出てきます。
そういった意味では法律・・・というにはちょっとテクニック的なニュアンスがありますが、それ故に、各国の間で統一する事も容易と言えます。ちなみに現在は国際法を統一する試みで国際機関としてハーグ国際私法会議が有名です。日本も同会議が作成した条約をいくつか批准しています。
現在、国際私法に関する法律が日本でいくつか規定されておりますのでホームページに関連するものを参考に引用しました。
参考となれば幸いです。Q&Aについての回答は、この法例が基本となっています。

